りつなるるの雑記

ボイメンナゴヤドーム応援チャレンジとして、当時ボイメンに出逢って1年ちょっとの大人が、期間限定で"ボイメンが好き"をただ書き散らかしていたブログです。今後は気まぐれ更新予定。

ほめてほしかった

最初まさるくんをきっかけにボイメンを知って沼に落ち金銀推しになった私ですが、あることから、それまでただうるさいキャラだと思っていた「ボイメンの赤色!辻本達規でーっす!」つーじーに興味を持つようになります(笑)

そのきっかけは、スポダンと『ヴェニスの商人』でした。

スポダンこと『最強スポーツ男子頂上決戦2017秋』(調べてみたら2017年9月28日の放送)につーじーが出るって知って、全国放送だし、やった!ボイメン観れる!と喜んで観て応援していたわけです。
つーじーは本気で戦う男でした。
結果、優勝は逃したもののなかなかいい成績で、頑張ったねー、でも悔しそうだねー、と。あぁ、この子は勝ちたい子なんだな、と思ってたんです。
頑張ったからいい、ではなくて、頑張ったらちゃんと結果にしたい。真っ直ぐで、負けるの嫌いなんだろうなぁ、って。

後日、ブログでね。ひと騒動ありました(笑)

ざっくり言っちゃうと、「悔しい!」って言う本人のブログについたたくさんの「悔しいね!次は優勝してね!」ってコメントに対して、つーじーの中に湧き上がった正直な想いを後日のブログに書いてたんだけど、それがホントにあまりにも正直だったんで、賛否両論巻き起こる、という。で、結果、ラジオの生放送中にまさるくんがつーじーに生電話を掛けて話す、という。

その一連がねぇ、私は、なんというか、すごいなぁと思ったんですよ。
彼ら、人気商売じゃないですか。なのにソレ言っちゃうんだ!って。ブログも、ラジオも。

私は彼らよりかなり年上なので、彼らとは違うことではあってもそれなりに経験もしてきているし、そんな気持ちになることもそりゃああるよね、くらいに受け取ることもできるけど、彼らのファンはまだ若い子ももちろん多いから、応援してるのになんで否定されなきゃいけないの?!って怒ったり悲しくなったりする子もいるだろうに。
それでも言っちゃうのは、たぶんこの子は浅はかなんじゃなくて考えて考えて結局ただ正直でいることを選んでしまうんだろうな、って思いました。
それが彼らの住む世界でいいことなのかそうでないのかはわかりませんが。

俺はほめてほしかったんだよ、って言うつーじー。
お前がナイーブなのは俺らは知ってるけど、スポダン観てた人が辻本達規って検索してくれてアレ読んだら「え?」ってなるだろ、だから一応アレは限定公開にしておけ、って言うまさるくん。
(そしてラジオの後すぐ記事をアメンバー限定公開に変更する素直なつーじー)

ブログに綴られた言葉はもちろん、ラジオでも、そりゃあ言葉を選んでたし笑い話にしてはいたけど、相当正直に話してて、私はその真っ直ぐさに感動すら覚えました。

ほめてほしかった、なんて、言えます?


ヴェニスの商人』はシェークスピアの戯曲ですが、前にも書いたけどとある出版社さんの企画でボイメンが古典文学をオススメする、ってキャンペーンをやっていて、つーじーが『ヴェニスの商人』をオススメしてたんですね。
私はその話を話としては知っていたけど本を読んだことがなくて、でもちょっとちゃんと読んでおきたいシーンがあったから、せっかくの機会だと思って、買って読んだんです。
本にかけられたキャンペーンの帯に、つーじーのオススメコメントがあって、この話のとある役をいつか演じてみたい、と。それが主役じゃなくて、一見え?そこ?と思うような役で。
つーじーってなんだか面白い子だな、と思ったんですよ。

最初はただうるさいキャラと思っていたけど(笑)、そんなことがあってから気にして観ていてみたら、なんかいろいろ(この子、うるさいだけじゃない)って。
そのすぐ後にあった地元テレビ局のイベントでも意外な一面が垣間見れたし。


自然に、金銀推しと言いながら集団の中の赤を探すようになっていました(笑)