りつなるるの雑記

ボイメンナゴヤドーム応援チャレンジとして、当時ボイメンに出逢って1年ちょっとの大人が、期間限定で"ボイメンが好き"をただ書き散らかしていたブログです。今後は気まぐれ更新予定。

救われた、と思った

私がボイメンと出逢った頃、2017年の夏の話です。話としては一昨日の続きです。昨日は本ちゃんの誕生日で叫んでたからね。

サチのお寺ごはんの源導さんをきっかけに、
なんだかよく分かんないけどBOYS AND MEN略してボイメンという男性グループがあってそれなりに活動しているらしい、ということは理解しました。

それまで私にとって芸能界の男性グループといえば、
①ジャニーズ
EXILE系の人たち
③韓流
という認識でしたから、BOYS AND MENは初めて知った、違う流派。(流派?)

興味がわいて、Youtubeで動画を見たり、ネットでいろいろ検索して読んでいるうちに、彼らが今ここに来るまで決して順風満帆ではなかったことを知ります。
そうか、若いのに君たちは大変な思いをしてきたんだね。あきらめずにクサらずに、ただただ頑張ってきたんだね。
源導さんなまさるくんしか見てなかったけど、唐丸くんなタムタムの脱サラの過去とかチラシ配りのポジティブ王子なところとか知って、単純にこの子すごい、と思ったな。
10人の画像とか動画とかを見ても、まさるくんとタムタムだけはすぐ分かるようになり。(あと俊くんも覚えるのは早かったけど、他のみんなのことはまだなんとなく、なんとなーく、把握してるくらい)

ヒャダインが作曲、いしわたり淳治が作詞、という、なにやら素晴らしい提供を受けていた新曲、帆を上げろ!のMVの彼らは、やたら楽しそうに見えました。

そんなふうにしてボイメンを知って毎日のようになにかしら見るようになっていた(つまりもう相当好きになっていた)8月の終わり頃、突然のある出来事から私は瞬間的にどうしようもなく落ち込みます。
表向きは普通にしていたけれど、心の中はグチャグチャで、進むべき方向性も何もかも一瞬で見失ってしまったような、信じていたものが崩れ去るような、自信のカケラまで粉々にされてしまったような…、とにかく、真っ暗な中に突き落とされたように感じる出来事がありました。

大袈裟に見えるかもしれないけど(我ながら大袈裟だなぁと今なら思えるけど)そのときの私の気持ちはホントにそんな感じだったのです。
それからしばらくの間その気持ちを引きずってしまい、やる気もなく、現実味もなく、切り替えることも出来ず、過ごしていました。

気分転換にと、ボイメンの動画をいつものようにYoutubeで検索して見たんですね。
いつものように。でも、そこで不意に涙が。
何度も見た動画のはずなのに、やたら楽しそうに歌って踊っている彼らを見ていて、泣けてきたんです。そうなったらもう、泣けて泣けて仕方なかった。ひとりで、声を上げて泣きました。

想像してください?帆を上げろ!のMV見ながら号泣ですよ?(笑)

(ちょいと失礼なこと言いますが)
正直、みんながみんなすっごいイケメンなわけでも歌がすっごい上手いわけでもダンスがすっごい上手いわけでもないのに、がむしゃらで、一生懸命で、ずっと笑顔で。

この人たち、なんて強いんだろう。

そこに持ってきて、そのときの私には歌詞が良かった。
「長い時間陸地を見失う覚悟がなけりゃ新大陸は探せない」とか「道なき道の海の上 我がままに道を行け」とか
自信をなくして方向性を見失っていた私には自分の覚悟が問われているようで。
てゆーか、いま見失ってるのは新しいところに辿り着くためなんだ、と思えた。
そしてまさるくんが言う
「自分の答えを最後まで信じ続けんだよ」
というセリフ。いやもう、ホントにそのとおりで。

泣きながら、何度も何度も連続再生していました。

たぶん、ただ聞いているだけではこんなふうに感じることはなかったと思うのですが、知っちゃってますから。彼らの過去とか。調べちゃってますから。
だから、彼らのがむしゃらさとか笑顔とかが、勇気になった。
ホントにピンポイントで刺さってきた。

なんて言うかな、真っ暗闇の中にいて、でもその先に小さな小さな光を見つけたような。そんな感覚でした。
真っ暗だと思ってたから、その小さな光に「救われた」と思ったんです。それは小さくても確かに光だったから。

瞬間に恋に落ちるとか一目惚れとか、私はあると思ってて。同時に、ゆっくりと育んで気付いたら好きだった、ってのもあると思う。

ここでしているのはボイメン沼の話で恋の話じゃないけど、まぁ恋みたいなもんだよね。
私のボイメンとの出逢いのきっかけは源導さんで、そこから見て読んで調べて知ることで素地を作っていって、あの日のあの涙の瞬間に完璧に落ちたんだと思う。
(でもこれが第一段階でまだこの先ズブズブとハマっていく深みがあるなんてこの時は知らない。)

このあとも、帆を上げろ!のMVは本当に何度も何度も見ました。今も見るとたまに泣きそうになることがあります。あんなに楽しいMVなのにね。

そしてこの「救われた」という感謝は、私が彼らを応援する気持ちの根っこに、変わらずにあります。

一度、特典会でまさるくんにそれ(救われたと思ってること)を言ったことがあってね。
そのこともまたいつか書きますね。